自衛隊


各国や国際機関が行う国際協力の中には軍事的・警察的な組織による国際協力も存在します。
紛争解決や治安維持活動などがそれにあたります。
日本では自衛隊が軍事的貢献を行う対象団体ですが、日本国憲法により自衛隊の海外派兵を厳しく禁じている日本では自衛隊による国際協力には難しい問題が付きまとってきました。

1991年に発生した湾岸戦争を契機に、国際社会から日本に対しても軍事的貢献を求める声が高まり、以降国内で様々な議論が交わされてきました。
国内では「派兵」か「派遣」かという事が焦点となった議論も巻き起こり、兵士と武力を施行しない「派遣」の形式を整えペルシャ湾派遣が行われたのが自衛隊による最初の海外派遣でした。
ペルシャ湾派遣では機雷掃海を中心とした活動を行った自衛隊は、2001年の対テロ戦争において「テロ特措法」「新テロ特措法」に基づきインド洋での後方支援活動を展開しました。
この他にも、カンボジア派遣・国連モザンピーク活動・東ティモール派遣・国連ネパール・スーダン派遣・ハイチ派遣・ゴラン高原派遣・ルワンダ難民救済活動等において自衛隊による海外派遣活動が実施されました。
この様な紛争に関わる支援活動以外にも、ホンジャラスでのハリケーン・トルコ北西部地震・イラン地震・スマトラ沖地震・カムチャツカ州海難事故・パキスタン地震・ハイチ地震・ジャワ島中部地震・パキスタン洪水等の災害時において支援活動、救助・救難活動として自衛隊が派遣され、様々な国際協力活動を展開しています。